小学校英語教育の必修化について

平成32年度から小学校で英語が教科として必修化されます。これまでは小学校5.6年生が週1時間の外国語活動を行なっていましたが、今回の新学習指導要領からは、小学校5.6年生が週2時間の英語、小学校3.4年生が週1時間の外国語活動を行うことになります。そもそも教科としての英語と外国語活動の違いはどこにあるかというと、外国語活動は、教科ではないため、教科書がなく、どのように指導するかは現場の学校や教員に任されていました。つまり、学ぶ場所によって内容が異なり、義務教育でありながら、良い授業を受けることもできれば、そうでない授業を受けることもあったということになります。それに比べて英語は、教科化されたことにより、教科書ができ、評価をするようになっていきます。日本のどこにいても均等に教育の機会を得ることが出来るようになったのです。しかし、この英語教育にはたくさんの問題点があり、施行されてからの動向が注目を集めています。
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